こんばんは、けーくんです。
先日、話題になっていた、学校の給食について触れてみようと思います。
質素すぎる学校給食「糖尿病食みたい」!食材値上がりでメニュー切り詰め・・・名古屋市「もう限界です」 https://t.co/1zEreKWG7Y @jcast_tvより
— けーくん (@yutai_haitou) 2019年12月9日
朝のニュース番組、とくダネ!で取り上げられていた話になるのですが、写真付きで質素な給食が出され、質素さが話題になっていました。
私は正直、学校の給食はあまり好きではありませんでしたが、それでもソフト麺や揚げパンの時は楽しみであり、美味しく食べていた記憶があります。
今回は、学校の給食について私の考えをまとめてみようと思います。
給食のお財布事情について
給食の費用負担についてまずは見ていこうと思います。
おおよそ人件費と材料費で80%の費用がかかっており、残りの20%はその他費用として、光熱費(水道・ガス・電気料金)、衛生管理費(健康診断の費用、クリーニング費用、施設・設備費)がかかっており、おおよそですが、一食当たり543円の費用がかかっているとの調査結果がありました。
(群馬県太田市の給食コスト計算のあらましより~H25.3月分)
保護者と市の負担割合はおおよそ半分ずつになっているようで、市によって差はあるのだと思いますが、市からの負担も含めて給食費が成り立っているものだと考えてよいと思います。
あれだけの量を作成しているので、もっとコストは抑えられそうなものですが、この費用はある程度美味しいものを作成し、子供たちに食べさせるという事を考えるのであれば、妥当な金額なのかなと思います。
名古屋市の給食事情は?
名古屋市では現在、月に3800円の費用を保護者から負担してもらっています。
市がどれだけ負担をしているのかは分かりませんが、仮に50%を負担しているとして、月の給食費用は7600円、月に20日と仮定すると一食当たり、約380円となります。
この金額の多寡についてはひとまず置いておきますが、記事を見る限りだとある日のメニューはご飯、がんもどきの煮つけ、ピリ辛スープ、牛乳の日があるようで、牛乳とご飯をメニューから除けば、がんもどきの煮つけとピリ辛スープしかありません。
育ち盛りの子供たちにとってこのメニューでは問題があると言わざるを得ません。
お肉やお魚をもう少し入れて、潤いのあるメニューを作成してもらいたいもので、先生方や保護者もこのメニューを見て何かを感じないといけないのではないかと考えてしまいます。
給食こそ税金で賄うべきなのでは?
そもそも給食は今でも学校で現金徴収を行っているところが多いようです。
最近は保育の無償化により子供を持つことに対する負担を減らそうとする動きが出始めていますが、その中の一つとして給食へのサービスを入れてもいいんじゃないかと思うんです。
保育無償化と比較すれば、額も少額でしょうし、保護者が払う、払わないの未納入問題も解決します。
選挙権を持った高齢者に手厚く、選挙権のない学生には大した支援をしないのでは、今後の日本の未来が危ぶまれてしまうように思い、とても悲しくなります。
最近、ようやく高齢者の健康保険にはメスが入りそうですが、これもいつからになるのか現時点で不透明ですし・・・💦
学校の給食についてのまとめ
給食は学生にとって3食の内の1食を占めるもので、しっかりとしたボリュームで栄養のあるものが求められていると考えています。
記事にあったようなメニューではとてもじゃないですが、必要な栄養はとれないでしょうし、満足感も得られません。
給食の予算が足りないから給食の質を落とす施策は正直申し上げて、これからの未来を担う若者への配慮が足りていないのではないかと考えてしまいます。
選挙権のない学生だからこそ、その親がしっかりと管理をしなければいけないと思いますし、給食の満足度調査を実施するなりして、満足できる給食を提供してあげてほしいものです。
そして、将来の日本の未来を担う学生を多数輩出してもらい、私たちの未来を支えてもらえますように✨