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ボランティアが不足しているというパワーワード

こんばんは、けーくんです。

 

2019年は台風による大規模災害が多く東日本に大きな被害を与えています。

 

困ったときにボランティアを募集し、対応に当たるのは悪いことではないと思うのですが、下記のような内容が多く違和感を感じています。

 

 

2020年はオリンピックも控えており、オリンピックでもボランティアが不足していると報道がされているなど、ボランティアは必要な労働力なのにも関わらず、無償で人を使おうとする悪なのではないかと感じています。

 

今回はボランティアについて思う事をまとめてみました。

 

ボランティア

 

 

ボランティア【言葉の意味】を考える

まず考えなければいけないのはボランティアとは善意で人を助けることを指していると思っています。

 

wikiによると、

日本において、ボランティアとは一般的に、自発的に他人・社会に奉仕する人または活動を指す。ボランティア活動の基本理念は、公共性、自発性、先駆性である。

無償であることの記載はありませんが、自発性いう言葉や公共性という言葉から

 

そして、ボランティアが日本において使われ出したのは、1995年に発生した阪神淡路大震災だと言われています。

 

最近では何か災害があるたびにボランティアが駆り出されていてそれらすべては無償のボランティアとして災害場所に派遣されています。

 

作業費はもちろんの事、宿泊費、交通費のすべてを自己負担で賄うことになり裕福な人や時間の余っている人しか参加ができない仕組みになっているのが現状です。

 

学生をボランティアに駆りだす動きも

ニュースを見ていて考えていましたが、学生をボランティアに派遣する動きが加速しているように思います。

 

学生にとってボランティアは入学試験や就職の時に便利なキーワードとなっており、ボランティアをしていると言えば評価が上がる風潮があるのは事実です。

 

学校によってはボランティアをすることで単位を取得させるようにしていて、ボランティアを獲得するためにあらゆる手段を用いていることが分かります。

 

本題:ボランティアが不足しているとは?

ここで本題に戻ります。

 

ボランティアが不足しているとはどういうことなのでしょうか?

 

ボランティアは本来、自発的に社会へ貢献する行為であり、不足をしているという言葉には違和感を感じてしまいます。

 

ボランティアが足りないのならば、お金を出して人を募集し、人を雇うのが筋なのではないでしょうか?

 

日本では一般的ではありませんが、有償ボランティアという言葉もあり、有償ボランティアには交通費や実費、その他経費等を受け取るような事もあるようです。

 

日本においても少なくても有償ボランティアは普及していかないといけないと思いますし、何かしらの対価を出すべきだと考えるのは私だけでしょうか?

 

オリンピックでもボランティアは不足する見通し

2020年は東京オリンピックが実施される予定です。

一部、北海道でも実施される計画になり、ボランティアの募集に躍起になっている状況が報道されています。

 

そもそもオリンピックはある程度の収入が見込めるイベントなのですから無償のボランティアを募集するだけではなく、有償ボランティア、ひいてはお金を時給単位で支給するアルバイト位まで募集をしていいのではないかと思うのですが、なぜそのような募集をしないのか不思議でなりません。

 

大変な業務になるわけですから、責任を持った業務をするためにもきちんとした対価を支給して、仕事をしてもらうべきだと思うんです。

 

無償で働く人に責任感を持たせられるのかというとハテナマークが出てしまいませんか?

 

ボランティアの質を疑うわけではありませんし、やる気があるからボランティアをやっているんだとは思いますが、責任感という点でお金を支払って募集をすることが必要だと思います。

 

まとめ

ボランティアが不足しているならお金を支払って足りない人員を募集する。

 

ボランティアが不足しているという意味が分からないキーワードはもうやめましょう。

 

災害のボランティアを募集するなら自治体や国が補助金を出す、オリンピックのボランティアを募集するなら企業から寄付金を募る等して、お金が足りないから人を雇えないという言い訳はしないでもらいたいです。

 

少なくてもオリンピックは大きなお金が動くイベントだと思いますので、企業だけが儲かるオリンピックではなくて、私たち一般の人も稼ぎながら楽しめるオリンピックにできたらもっといいんじゃないかとまとめてこの記事を終わります。

 

 

ありがとうございました。